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モロッコ美容
モロッコ美容に欠かすことのできないもの…、それが『ハマム』です。
ハマムは、「熱い空気」・「湯の供される場所」という意味で、蒸し風呂のことをいいます。
ハマムの内部は大きく分けると3つの部屋で構成されています。
最初に入る部屋は25℃〜30℃に保たれた脱衣所&休息所。
ここで、おしゃべりをしたり、ミントティーを飲んだりして身体を休めます。
お肌を手入れする場所にしているハマムもあるようですが、一般的にモロッコでは、ハマムから帰った後、各々の家庭で代々伝わる方法で手入れをしています。
モロッコ女性は、ハーブやアルガンオイルを独自で混ぜて、オリジナルの化粧品を作ります。
最も熱いのは40℃〜50℃のスチームサウナ。体内の不純なものを、汗をかくことで取り除き、血行も良くなるので、それによって病気が治る人もいるようです。また、黙々と瞑想に耽り、スピリチュアルな世界へと誘います。
3つめは30℃〜40℃に設定された低温のサウナルーム。
ここで石のベッドに横たわり、サボンノワールをつけて古い角質を柔らかくした後、ケッサで垢すりをします。
モロッコの美の原点は、自然に育つ植物の恩恵と『ハマム』から成るものです。この美容法は、今、フランスを中心としたヨーロッパのみならず、日本でも注目され始めています。
ハマムは、11世紀にトルコから伝わったスチームサウナとスペインの垢すりが融合したものだといわれています。そして当時そこは、滅多に外出することができなかったイスラム教徒の女性にとって、唯一の社交の場でもあり、ここで女性たちは流行や、生活の知恵・情報を収集していました。

この石造りのベッドの上に寝そべり、サボンノワールをつけて、垢すりをする。

「ゆとり」と「癒しの空間」がモロッコスタイルの重要なポイント。リラックスした時間と最高の素材、この二つが組み合わさることにより、美容効果が最大限に表れる。

